場所 : 国立新美術館 三階 展示室3B
会期 : 2024年2月7日(水)〜 2月18日(日)
時間 : 10時〜6時(入場5時30分まで)
東京書作展作家の選抜による書作展のリポートですがすでに本書作展は閉会しております。
選抜作家展とは、長く東京書作展に出展、かつ貢献し、結果も好成績を上げてきた作家たちによる書道展です。出展された数多くの作品の中から一部を掲載させていただきます。私も依嘱作家として参加しております。
この選抜作家展には、書に於ける構成・技法、章法、字体、色味、創作意図のバラエティに富んだ作品が数多く出品されております。年間多くの書作展を拝見しておりますが、他の書作展には見られない実に質の高い作品が揃っております。
国立新美術館は日本屈指の美術館で、内外問わず多くの企画展が一年を通して開催されております。私も年に数回訪れて多種多様な芸術作品を拝見し癒されたひと時を過ごしております。やはり芸術というのはよりよく生きるための必須アイテムですね。
作品紹介
展示作品( 展示総数約200点 )の中から個人的に好きな作品の画像を掲載します。どれも珠玉の作品と言える優れたものばかりで見応えがあると思います。ごゆっくりご覧ください。また、会場の照明や撮影状況により、作品サイズ、色味ともに実際とは若干の相違がありますことをご了承ください。
審査員、依嘱、依嘱、無鑑査、会友の各カテゴリーに分けず一気に怒涛の51作品を以下に掲載します。最後に私が特に気に入った作品を3点紹介しおりますのでご覧ください。
個人的に特に好きな秀逸な作品
🔹上左
【 今出搖泉先生 】
枯淡の極致。潤渇と濃淡により風雪に耐えた自然界の樹木の生き様と人間界との中庸、かつ融合を感じます。
🔹上右
【 江島曜一先生 】
絵画のような・・・。今回最も驚かされ感激した作品です。適切か分かりませんが、シュルレアリスムとオートマティスムというか、いずれも内側から濃く発出される心の表現のように思います。
🔹【 石山光遥氏 】
石山氏には毎回感服します。感じるだけで言葉や思考は必要ないと思います。ずっと見ていられ、自宅に飾りたくなる作品です。氏の才能の少しでも分けていただきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました
2024年2月21日
菊地雪溪
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